クリックテール(Clicktale)を使って感じる、Web解析に必要なのは、定量的なデータ分析と結局は想像力・センスだということ

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弊社はWeb解析ツールとして、クリックテールを導入している。定量的な分析データが提供される大変便利なツールだが、使いこなすには、結局は分析者のセンスや想像力が必要だと感じている。

クリックテールとは?

Webサイトの解析ツール。アメリカ大統領選の際に、オバマ陣営が有効活用したことで脚光を浴びた。アメリカではWeb上での選挙活動がOKであるし、寄付もWeb上から出来る為、オバマ陣営はクリックテールとオプティマイズリーを優秀なWeb解析チームに運用させることでWeb戦線において、対戦候補を大きくリードした。

ヒートッマップ機能や、フォーム最適化機能、マウスムービング機能(ユーザー一人一人のマウスの動きを閲覧出来る※スマホならタップの動きが閲覧出来る)を備えたWebサイトの改善にかかせないツールだ。

マウスの動きに宿る感情を読み解けるかどうか

ユーザー一人一人のマウスの動きを分析する上で重要な視点は、まずユーザーがこちらが想定している「サイトの理想の使い方」をしているかどうかだ。個々のユーザーの需要やサイトを閲覧する動きは、我々の想像・想定を軽く超えてくる。そのユーザーの真の関心や求めているものに対して、サイトはコンテンツを用意しなくてはならない。それらは最低ラインの解析だとして、より重要なのは、こちらが想定もしていないマウスの動きから(又はタップの動きから)ユーザーの感情を読み解くことが出来るかどうかだ。これは会話の際に相手の表情のみから感情を推測する作業に似ている。どこでストレスや満足感を覚えているのかを感じなければならない。

最終的に重要なのはデータを読み解くセンス・想像力であるという事実

サイトの改善提案をクライアントに行なう上で、相手が納得出来る理由が必要だ。定量的なデータ分析だけで、改善の必要性を主張する企画提案のストーリーは作れない。「定量的なデータ分析をベースとした、マーケターによるユーザー動向・感情の推論」があるからこそ、大胆な仮説を構築することが出来る。この「マーケターによるユーザー動向・感情の推論」の背景には、「マウスムービングの動きの分析」があることは言うまでもない。マウスの動きから相手の感情や求めているものを推論するという作業は半ば妄想に近いのであるが、結局これが一番重要なことなのである。

まとめ

統計学において、重要なのはデータを読み解く力だと言われている。Web解析においてもやはりそうで、マーケターは「人」に関心を持ち、想像を膨らませることで、商品・サービスを顧客まで届けなくてはならない。

2014/11/12

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