本場北欧でロウリュを体験したからわかる、日本のロウリュサービスの凄さ

sauna

 

 

昨年フィンランド経由でエストニアに滞在していた。北欧はサウナ文化があり、特にロウリュと呼ばれるスタイルのサウナが人気だ。サウナの本場は北欧であるが、日本のサービスも中々負けていない。そのことについて記載してみる。

ロウリュとは?

池袋のスパで体験したのが最初のロウリュであった。サウナ室で何やらイベント的なものがあるらしく、人の波に乗ってサウナ室に入っていった。「ロウリュとはサウナストーンにアロマウォーターを注ぐことにより、大量に蒸気を発生させます。室内温度は変わりませんが、体感温度が急上昇します。疲労回復や快眠効果があると言われています」との口上があり、ロウリュはスタートした。

ランニングの記事と同じだが、頭を真っ白に出来、アイディアが出る

信じられないくらい急激に体感温度は上昇し、汗が山のように出る。普段ならサウナなどすぐに出てしまうのだが、ドアを開けることにより蒸気が逃げ出してしまい、周りの人の迷惑になると思うと、それが抑止力となり、留まることとなる。1人ずつ大うちわで熱波を送られ、所要時間10分くらいだろうか、フラフラになってサウナを出る。そして、目の前にある水風呂に自然にダイブすることになる(筆者はそれまで水風呂なんて入ったことはなかった)頭が真っ白になり、脳のメモリがクリアになる感じがする。その後、ベンチや寝湯で横たわっていると、自然と色々なアイディアが出て来る。

ちなみにここでもコミットしている

私は負けず嫌いである(経営者になろうなんて輩は大体そうだと思うが)同じ条件でスタートしたからには、出来る限り最後までサウナに居残りたく、つまりは我慢強さで負けたくないのだ(文章に起こしてみるとアホみたいだが)いくつかルールを決めている。

1つ目は当然として、2つ目は独自のルールだ。イベント終了後皆ゾロゾロとサウナを出る。当たり前だが、相当暑いからだ。25秒待つと大体の人達は出て行く。しかし強者はいて、私と同様に居残り続けている。「負けるもんか」と思い25秒数え終える。相手はまだいる。ここでもう一度判断をする。「あと25秒行くかどうか」だ。行くと決めたら25秒は何があっても出ない。それを繰り返し、時に勝利し、時に敗北の辛酸を嘗める。大事なのは、自分自身でコミットしたことをちゃんとやり切ることだと思う。その癖付けをロウリュ・サウナを通じて私は行なっている(文章に起こしてみるとアホみたいだが)

エストニアのロウリュと日本のロウリュの差

最大の違いは、エストニアのサウナでは「普通」にロウリュを行なっている。イベントなどではなく、それぞれが適当なタイミングでサウナストーンに水をかけて、草みたいなもので背中をパチパチ叩いている。時間も適当で、ある程度限界に達するとサウナを出て雪の上に横たわったり、海にダイブしたりする。ロウリュ自体が特別なことではない。

何気ない習慣・風習をサービスに昇華させてしまえる日本人

そんな北欧の日常の風習をパッケージ化してしまう日本人の商品設計力には驚かされる。そのまま持ってきただけでは恐らくロウリュは流行らなかっただろう。イベント化させることで、多くの顧客層を開拓することに成功した。

まとめ

海外での経験やサービスを国内に持ってきて成功した例はたくさんある。ロウリュは、そこで日本人向けに1エッセンス加えることで上手くいった良い例であろう。

2014/11/29

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